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3.回避依存症からの回復

回避依存症は病気ではありません。しかし、回避依存が進んでくると・・
DV、モラルハラスメント、自己愛性人格障害、仕事中毒(ワーカホリック)、アルコール依存症、ギャンブル依存症、薬物依存などの症状があらわれます。

本当の自分を知られたら、みんなが去っていく、見放される、見捨てられる、という不安や、親密になって、自分が大したことのない人間だとばれたら困る、自信が無くなる、すごい人と思われていたい、といった感情から、人との間に距離を保とうとするのです。

あなたが思っているほど、あなたはダメな人ではありません。
誰も離れていかないし、本当のあなたを知ったからといって、嫌ったりしません。もしも離れていったり、嫌ったりする人がいたならば、それはあなたに問題があるからではなく、相手の問題なのです。

あなたが思っているほど、あなたは特別な能力をもつ存在でもありません。
あなたが自分を重要で特別な人間であると思うように、それと同じように周りにいる人全てが重要で特別な人間です。もしあなたが特別でなかったとしたとして、何の心配も問題もいりません。そこにいるというだけで、全ての人が重要で特別な「オンリー1」の存在なのです。

回復へむけて

あなたが作ってきた境界線や心の壁を、ここで見直していくことで、壁を低くし、境界線をなくしていきます。< /p>

あなたが作っている境界線を、できるだけ具体的に、箇条書きにしてみましょう。
そして、絶対に譲れないもの、少しなら譲歩できるもの、で順位をつけていきます。


順位  内容
1   見下されないために、見栄をはる
2   休日も仕事をする
3   自分の日ごろの行動をいちいち言いたくない
4   彼に見られても大丈夫なように、携帯の履歴を消す
5   彼に「今日ひま?」と聞かれて即答しない

順位の低いものから見直していきたいと思います。

見直す基準
・ 本当にそれをしなかったら見捨てられてしまいますか?
・ 本当にそれをしなかったら追い詰められますか?

さらに、見直す時のヒントになる考え方をご紹介します。


認知の歪み10か条

1. 白黒思考

別れるか別れないか、など、白か黒かどちらかに決めようとしていませんか?
物事はグレーゾーンがほとんどなのです。極端な見方をしたり、答えを出そうとしているときは白黒思考になっているかもしれません。

2.一般化のしすぎ

1つの良くない出来事があると、「いつも決まってこうだ」「うまくいったためしがない」などと考えていませんか?1つのことが全てに当てはまる、と考えていたら一般化のしすぎかもしれません。

3. 心のフィルター

1つの良くないことにこだわってくよくよ考え、他のことはすべて無視していませんか?1滴のインクがコップ全体の水を黒くしてしまうように、くよくよとこだわっていたら、心のフィルターかもしれません。「心のサングラス」ともいいます。

4.マイナス思考

何でもマイナスに考えていませんか?
少しは良い部分もあるものですが、それも否定してしまっていたら、マイナス思考に陥っているかもしれません。「マイナス思考はよくない」というのもマイナス思考です。

5. 結論の飛躍

根拠もないのに悲観的な結論を出していませんか?
a. 心の読みすぎ:ある人が自分に悪く反応したと早合点してしまっていたら、心の読みすぎかもしれません。

b. 先読みの誤り:事態は確実に悪くなると決めつけていたら、先読みの誤りかもしれません。

6. 誇大視と過小評価

自分の短所や失敗を過大に考え、逆に長所や成功したことを過小評価します。他人の短所や失敗は過小評価し、他人の長所や成功を過大評価するのも同じです。

7. 感情的決めつけ

自分がこう感じているのだから、恋人もみんなもそう感じているだろうと思っていませんか?こんな私を私自身が嫌だと思っているのだから、みんなも嫌だと感じているだろう、などと自分の感情が事実を証明しているように感じます。

8. すべき思考

「~すべき]「~すべきでない」という考え方にとらわれて、出来なかったときは自分を追い詰めていませんか?他人にすべき思考が向かっているときは、イライラしたり、怒りを感じます。

9. レッテル貼り

結婚をしていない奴はだめな奴だ、などと、自分にも他人にもレッテルを貼っていませんか?ミスを犯した時に、「自分は敗北者だ」、「だめ人間」などと自分にネガティブなレッテルを貼ってしまいます。

10. 自己関連づけ

何か良くないことが起こった時、自分に責任がないような場合でも、すべて自分に関連しているように感じていませんか?例えば、職場の雰囲気が悪いのは、みんなの責任で、あなた一人の責任ではありません。

見直しが完了したら、順位の低いものから一つずつ、止めていきましょう。手放していきましょう。
その間、順位の高いものはやっていても構いません。
無理の無いところからとりかかっていくのがポイントです。見つめなおし、行動をとることで、もっとずっと楽な人間関係が築けるようになるでしょう。

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