1.うつ病の症状
憂うつな気分が続く「うつ病」。落ち込んだり、憂うつな気分になることは誰でも経験がありますよね。では、正常な範囲での落ち込みと、うつ病とではどこが違うのでしょうか。
うつ病の症状から探っていきたいと思います。
うつ病の症状
2週間以上下記のような症状が続く場合、うつ病の疑いがあります。症状をチェックしてみましょう。
気分が落ち込む
憂うつ、悲しい、涙が出る、空虚感、失望、重苦しい感じがします。今にも泣き出しそうな印象や憔悴しきった表情から周囲が気づくこともあります。 午前中が特にひどく、夕方にかけて改善していくこともあります。
今まで楽しめていた事を楽しむことができない
無気力で、何をやっても楽しくない、興味がなくなってきた、全てが面倒くさい、と感じる。楽しさだけでなく、感情がなくなったかのように、何も感じられない。(無感動)
日常生活における活動量の著明な低下
何かしたいという欲望がなくなり、引きこもって、行動力がなくなります。場合によっては日常生活(洗面、入浴、身だしなみなど)さえも出来なくなってきます。
イライラが強く、落ち着かない、周囲に当り散らしてしまう
イライラの原因は理屈で説明できるものばかりではありません。こんなはずじゃなかった、これではいけない、といった気持ちが知らず知らずに自分を追い込んでしまいます。 憂うつな気分と同時に、倦怠感、身体の不調があると、イライラした気持ちは強くなります。
食欲の変化(食欲不振または過食)
食欲が異常に増えたり、食欲がなくなったりする場合があり、それにともない体重も変化します。甘いものなど特定の物ばかり食べたくなる人もいます。
睡眠の変化(不眠または睡眠)
自然な睡眠リズムに変化が起こります。
- 早朝覚醒:通常より2時間以上早く目が覚め、眠れません。
- 途中覚醒:夜中に何度も目が覚め、眠れなかった感じがします。翌日、疲れを感じます。
- 過眠:寝ている時間が長くなり、日中も寝てばかりいます。
- 浅眠:深い睡眠の時間が減り、身体的にも精神的にも疲れがとれません。
疲労が強い
身体を動かしていなくても、ひどく疲れ、体がぐったりと重い感じがします。何とかしなくては、と思ってもエネルギーがわいてきません。
自信がなくなり、自分を責めるようになる、罪の意識を感じる
自分に自信がなく、自分には価値がない、無能だと思ったり、自己嫌悪に陥ります。うまくいかないことがあると自分の責任と捉え、自分を責めます。
思考力、集中力の低下
注意が散漫になり、ストレスから集中力が低下します。記憶力が低下し、忘れっぽいことからアルツハイマーではないかと心配されることもあります。
身体症状(頭痛、腹痛、便秘、下痢など)
頭痛はうつ病の3大症状の一つで、朝感じる人もいれば、一日中頭痛に悩まされる人もいます。また、活動量の低下から、便秘などの症状を引き起こします。
性欲の変化
性欲や異性への興味がなくなります。
自殺願望
気持ちが落ち込み死んだ方がましだと考えるようになっていきます。自分の気持ちを抑えることもうつにより出来ないため、普段では考えられないような思い切った行動をします。それは症状が少し改善された時、自殺の危険性は高まります。 将来への悲観や絶望が自殺願望を強めてしまいます。




















