1.パニック障害の症状
ある日、突然胸が苦しくなって、呼吸ができなくなり、死ぬんじゃないか、と思うほどの強い不安に襲われ...パニック障害の典型的な発症例です。
外出先で突然発作に襲われ、救急車で運ばれるけれど、その頃には発作もおさまり、検査しても異常はみつからない。後日、心臓や脳の検査をしてもどこもおかしくない。けれど、また発作が起きるのではないかという不安は続きます。
このような発作が週に何回も起こるようになり、また発作が起こるのではないかという強い不安から、外出するのが怖くなります。
長嶋一茂さん、川上麻衣子さん、円広志さん、田中美里さん、堂本剛さん、高木美保さん、中川家剛さん、アンルイスさんなど芸能人が公表したことで、世間に知られるようになりました。
パニック障害 症状
パニック障害には「パニック発作」・「予期不安」・「広場恐怖」という3つの特徴的な症状があります。
パニック発作
突然、下記のような症状が4つ以上同時に起こります。それが10分以内にピークに達し、30分以内におおよそおさまります。
1.動悸、心悸亢進、または心拍数の増加
2.発汗
3.身震い、またはふるえ
4.息切れ感、または息苦しさ
5.窒息感
6.胸痛、または胸部不快感
7.嘔気、または腹部の不快感
8.めまい感、ふらつく感じ、頭が軽くなる感じ、または気が遠くなる感じ
9.現実感消失(現実でない感じ)、または離人症状(自分自身から離れている)
10.コントロールを失うことに対する、または気が狂うことに対する恐怖
11.死ぬことに対する恐怖
12.異常感覚(感覚麻痺またはうずき感)
13.冷感または熱感
パニック発作はとても苦しい症状ですが、パニック発作で死ぬようなことはないそうです。
予期不安
今度あんなひどい発作が起こったら死んでしまうのではないか、重い病気なのではないか、いつどこで発作が起こるのだろうか、その時に他人に迷惑をかけてしまうのではないか、などなど不安な気持ちから予測して考えてしまうため、予期不安がどんどん強まっていきます。
広場恐怖
「広場」とは、以前パニック発作を起こした場所や人ごみ、すぐに逃げ出せなさそうな場所を指します。そのような場所や状況になることを避けようとします。
一人で外出することや、一人で留守番する時にも不安を感じます。行動範囲が狭められてしまいます。
パニック障害は治療を受ければ治る病気ですが、慢性化するとうつ病やアルコール依存症などを併発する恐れがあります。実際はうつ病を併発される方が多いようです。
パニック障害の原因
ストレス学説、環境因学説、遺伝学説などいろいろあるようですが、脳内の神経伝達物質セロトニンやノルアドレナリンのバランスの乱れが原因ではないかと言われています。




















